映画日記
2007年〜
  2007年 テレビで見た映画の感想日記
  2007年11月14日(水)      「ボーン・アルティメイタム」
マット・デイモン主演のアクション映画
「ボーン・アルティメイタム」を観てきた。
面白くて、あっという間の2時間だった。
手に汗握るという事は、こういう事だったと 思う程、集中し緊張しながら観ていた。
シリーズ3作目が封切りになる前にテレビ で1作目の「ボーン・アイデンティティ 」
と2作目の「ボーン・スプレマシー」を
立て続けに 放映したので見た。
面白い! すごい映画だと思った。
でも、3作目を、今日観て感じた事は
この映画は、映画館で観ないとその迫力
を味合う事は出来ないと分かった。
音響効果と大画面で観ると、まるで自分
 が、追いかけられているようで、臨場感があって、スピード間も怖さも倍増する。
 記憶を失った元CIAの最強の暗殺者が 主人公のジェイソン・ボーン。
 マインドコントロールからの呪縛がとけ 人間らしい気持ちが 芽生えてくる。
 そして、断片的に戻る記憶を頼りに 自分探しの旅に。。。
 ボーンが邪魔になったCIAは 次々と暗殺者を送りこんで命をねらう。
 ところが最強のボーンは絶対絶命の場面でも、死なないのだ。不死身の男なのだ。
 死んでしまったら物語は終わりだものネ。(笑)
 勧善懲悪のような終わり方だったので、すっきりとした気分で映画館を出た。
 寡黙で哀愁ただよう主人公ボーンを演じたマット・デイモンには 拍手を送りたい。
 オートバイ、車での逃亡シーンのスピードと激しさに、頭クラクラ!(笑)
 3作目で完結編という事なのだが、あまりにも人気が高いので
 続編も何年後に作られるのではと 噂されているらしい。 期待しちゃうよ〜
  あらすじ (作品資料より)
 記憶を喪失した男、ジェイソン・ボーン(マット・デイモン)は、
 以前の事件で自分がどんな男であったかを知った。
 冷徹に任務を遂行するエージェントを生み出す極秘プロジェクト「トレッドストーン計画」の
 最高傑作であり、殺しの指令を受け確実に成果を出す男。それがジェイソン・ボーンだった。
 自分の真の姿を知ったボーンは、恋人となったマリー(フランカ・ポテンテ)と
 人間らしい新しい生活を始めるために、それまでの人生を捨てることを決意した。
 あれから2年。ボーンとマリーは、インドのゴアで人目を避けて暮らしていた。
 しかし、ボーンの記憶は完全には戻らず、毎夜過去の悪夢にうなされていた。
 苦悩するボーンを慰めるマリー。
 そのころベルリンでは、CIAの女性諜報員パメラ・ランディ(ジョアン・アレン)が、
 組織内の不祥事の調査に当たっていた。CIA内部の公金横領に関する資料を入手した
 という情報屋の存在を聞いたパメラは、その資料を得るために、情報屋と取引に応じる。
 しかし、何者かが取引現場を襲撃。情報屋は殺され、現金と資料も奪われてしまう。
 犯人の手がかりは不発に終った爆弾に残された指紋だけだった。
 CIAのデータベースに照合すると「トレッドストーン計画。アクセス拒否」という見たことも
 ない表示が現れる。それは自分にはアクセスが許されない最高機密だった。
 パメラはCIA本部へと飛ぶ。
 再びインド、ゴア。ボーンは街で1人の男に狙われていることに気づく。
 正体を確かめる間もなく、しゃく熱と喧騒(けんそう)の街を背景にカーチェイスが始まる。
 その男、キリル(カール・アーバン)は、車では現地に精通しているボーンたちに有利だと
 知ると、ライフルで2人の乗るジープ型の車に狙いを定め、運転するマリーの胸を射抜く。
 ジープ型の車ごと川に転落したボーンは、必死にマリーを救おうとするが、
 すでに彼女は息絶えていた。ボーンはひとり沈みゆくジープ型の車から脱出し、姿を消す。
 そのころCIAではパメラが指紋の主をつきとめていた。それは、
 トレッドストーン計画の最中の事故で死亡扱いになっているジェイソン・ボーンのものだった。
 この謎を突き止めるため、パメラは2年前に閉鎖されたトレッドストーンの責任者アボット
 (ブライアン・コックス)を問いただし、ひとつの仮説を導きだす。
 それは、トレッドストーン計画が始まった7年前に、CIAの2000万ドルが送金途中に
 消えた事件にかかわるものだった。事件は迷宮入りになっていたが、
 今回殺された情報屋が売り込んできたのは、まさにこの事件に関する資料で、
 この情報屋を殺したのが死んだはずのジェイソン・ボーンだとすれば、
 大金を奪ったボーンが事実の発覚を恐れ、情報屋を始末したということになる。
 しかし、情報屋が殺された時、ボーンがゴアにいたことをパメラは知らない。
 そしてボーン自身も、身に覚えのない事件の犯人としてCIAに追われていることを
 知るはずもなかった……。

  2007年11月7日          「ブレイブワン」
 ジョディー・フォスター主演の映画「ブレイブワン」を見てきた。
 ずしりと胸にひびく考えさせられる重い内容の衝撃的な映画だった。
 最初から最後まで 息の詰まるような緊迫感で、画面にくぎ付け状態だった。
 こういう映画は疲れるけど 見ごたえがあって私は好きだ。
 何も悪いことをしていないのに、殺されてしまった被害者家族の怒りと悲しみの心情は
 はかりしれないものがあると、改めて強く思った。
 最後の方は、涙で画面がかすんでしまった。まわりからも すすり泣きが聞こえてきた。
 主人は 別に泣かなかったよと強がりを言っていたけどネ。(笑)
 婚約者と愛犬を連れて散歩中に、若い3人組に襲われてしまう。
 婚約者は死亡してしまい、自分もひん死の重症を追ったエリカ(ジョディー・フォスター)。
 傷は治っても恐怖感のため 外出も出来ない程の精神的苦痛が襲ってくる。
 そのため、拳銃を手に入れてしまうのだが、始めは護身のために発砲してしまう。
 この事件を追うマーサー刑事を演じるテレンス・ハワードがかっこいい〜♪。
 2回もアカデミー主演女優賞をとったジョディー・フォスターの演技力は、さすがと思った。
 婚約者と幸せに満ちた生活をしていた頃は、可愛くてきれいでセクシーで、魅力的。
 それが、一転、不幸のどん底に落ちてしまってからは、身なりは構わず、頬はこけ、
 するどい目で怒りと恐怖の感情を表わしていた。こんなにも人間は変わってしまうのかと。
 アメリカでは、簡単に銃が手に入れるため、今も銃の犯罪が後をたたない現実がある。
 日本では、銃は使わないけど、悪質で残忍な事件が次々と報道される。
 子供だけで外で遊ばせる事は出来ないようになってしまった日本。
 昔は平気で子供達を 外で遊ばせていたよネ。 怖い世の中になってしまった。
  あらすじ (作品資料より)
 ニューヨークでラジオのパーソナリティを務めるエリカ・ベインは、
 婚約者のデイビッドと公園を散歩中、暴漢に襲われた。
 意識を取り戻した彼女はデイビッドが死んだことを告げられ、悲しみに打ちひしがれる。
 自らの心にも傷を負い、満足に外出することもできなくなってしまった。
 そこでエリカが手にしたのは一挺の拳銃。
 そしてある日、偶然立ち寄ったコンビニで、強盗にその弾丸を発射するのだった……。
 婚約者を殺された事件をきっかけに拳銃を握ったエリカ・ベイン。
 彼女がその拳銃で法で裁かれない悪を撃ち殺していく姿を映す、息の詰まるようなドラマ。
 善と悪の境目のグレーゾーンにおける倫理観、道徳観、正義、勇気を浮き彫りにしていく。
   ネタバレ(注意)
 最初は、立ち寄ったコンビニ内で銃殺現場を目撃し、自分も狙われたエリカは思わず発砲。
 部屋に帰ったエリカは、興奮と昂ぶりで震え服を着たままシャワーを浴びる。
 その後、深夜の地下鉄内で、エリカは2人の悪漢から脅迫され、
 何のためらいもなく撃ち殺す。何故か手が震えないエリカ。
 脅されていた若者や、老人と子供と一緒に駅で降りる事が出来たのに。。。
 その後は、夜になると眠れないエリカは、街を歩きまわり売春婦を求める車に遭遇する。
 車の中にはラスベガスから拾われたという若い売春婦が、クスリづけになって
 暴行も受けており後ろの座席にいる。
 ピストルで運転手を脅して車から降り、男が怒り狂って車で轢き殺そうと向かってくる。
 男を銃で撃ち殺したのだが、車が若い売春婦クロエを撥ね大怪我を負わせてしまう。
 その次は、マーサー刑事が関わっている事件で、極悪人マローを逮捕できないと嘆くのを
 聞き、マローの駐車場へとエリカは、処刑に向かう。
 しかし、相手は男、バールで殴りかかられ腕に怪我をするエリカ、
 その後、駐車場の屋上からマローを突き落として殺してしまう。
 マスコミも、犯人を持上げ、“処刑人”として英雄扱い。
 N.Yの街は、この話題で持ちきりになり、エリカの番組で"処刑人"についてどう思うか?と
 いう特集が組まれることになってしまいます。番組に寄せられる。
 いつしか、マーサー刑事は 疑惑の目をエリカに向けるようになる。
 携帯の通話記録から、証拠もつかむ。
 クライマックスのラスト15分に展開される衝撃の結末、エリカが暴行された犯人の
 アジトを突き止め、一人で3人の悪、犯罪者を拳銃で殺そうとする。
 あのワンちゃんの強力もあって 2人目までは成功する。
 しかし、最後の1人に手こずりエリカが犯人に押さえつけられてしまうのです。
 そこへ現れたマーサー刑事が「撃ってはいけない、法が裁くのだから」
 でも、エリカの気持ちをくみ取りマーサー刑事の銃で犯人を撃たせてしまう。
 その後、エリカの銃でマーサー刑事を撃たせて、エリカを罪人にしない筋書きを考える。
 つまり、仲間割れにより、2人は殺され、残った1人が追ってきたマーサー刑事を
 撃ったため、刑事が撃ち殺したという筋書きだ。
 タイトルの「ブレイブワン」とは"勇気ある人" 引き金を最初に引いた瞬間から、
 彼女は危険な領域へと脚を踏み入れ「悪党を処刑する」勇気。
 そして境界線の向こう側から戻ってくる勇気も。  

   2007年10月27日     「ヘアースプレー」
 今日は朝から台風の影響で 風が吹き 雨も降っていたが そんな天候の中、
 人気のブロードミュージカルを映画化した「ヘアースプレー」を見てきた。
 見る積りはなかったけど、見てよかった映画No1と評価が高いので見たくなったのだ。
 1960年代の豊かで幸せなアメリカが舞台。ふくらました髪型と服装は懐かしかった。
 人種差別などを扱っているけれど、肌の色が違っていても みんな同じと、
 さりげなくアピールして、深刻にならずにハッピーエンドで終わる映画だ。
 主役のかなり太めの女子高生役(トレーシー)の、ニッキー・ブロンスキーは
 いつも明るく前向きな役に ぴったりの可愛い雰囲気の女優さん。
 1000人以上の中から大抜擢されたシンデレラ・ガールだ。
 トップシーンからニッキー・ブロンスキーの可愛い歌声とダンスで ノリノリ♪
 つい調子を合わせて身体を動かしたくなった。(笑)
 私の2列前の女性は後姿なので 年齢は分からないけど、最初から最後まで
 リズムをとって、身体を揺らしながら、映画を楽しんでいた。
 母親役は30年振りのミュージカル出演のジョン・トラヴォルタで、はまり役だった。
 太めの女性に女装したトラヴォルタの歌と踊りも最高だった。
 この映画は 気持ちをハッピーにしてくれる映画で とっても楽しかった。
 でも、ミュージカルとしては「ドリームガールズ」とか「オペラ座の怪人」の方が
 私は好きだと思った。 「ヘアースプレー」の予告編は ここ ←
  あらすじ (作品資料より)
 ヘアスプレー企業が贈る、ボルチモアで最高にホットなTV番組
 「コーニー・コリンズ・ショー」出演を夢見る16歳のトレーシー。
 ダンスだってオシャレだって申し分ない彼女には、ひとつだけ問題が…。
 それは、彼女のBIGすぎるサイズ! でもそんなことは一向に気にせず、
 明るく前向きに生きるトレーシーは、TVショーのオーディションに参加。
 なんとレギュラーの座を射止め、番組の人気者となるが、
 美人でスリムなライバル母娘の罠にハマり…?!
 『シカゴ』の製作陣が贈る、ノンストップ・ハッピーミュージカル。
 1987年のオリジナル映画から、ヒロインは新人を起用することや、
 母親のエドナ役は男性俳優が演じることは、今回もしっかり踏襲。
 ニッキーの発散する“幸せ”オーラは強烈で、人種差別というシリアスな問題が
 顔を出しても、ハッピーな作品の雰囲気はまったく色あせないのがスゴイ。
 ミシェル・ファイファー、クリストファー・ウォーケンら、豪華な脇役陣も最高!

  2007年10月8日        「パーフェクト・ストレンジャー」
ラスト7分11秒、観客の想像を超える
《衝撃の真実》が明かされるという映画
「パーフェクト・ストレンジャー」を観てきた。
ブルース・ウィリスとアカデミー主演女優賞を
取った事のあるハル・ベリーが主演するとの事
で楽しみにしていた映画だ。
幼なじみの友人が変死した事件の真相を
あばこうと美人新聞記者(ハル・ベリー)が
相棒の天才ハッカーと追いかけるストーリー。
すっかり騙された。大どん返しには驚いた。
始めから最後まで 画面にくぎ付けで犯人探し
を してしまったけど、この人が怪しいと
思った人物ではなかった。 相関図はここ
全ての登場人物が秘密を持っている。
 そんな秘密を隠すための別の顔。 恋人や親友から裏切られる。
 現代社会のあやうい人間関係を 究極のサスペンスとして作られた映画。
 『パーフェクト・ストレンジャー』とは「完全な別人 」という意味らしい。
  あらすじ (作品資料より)
 主人公は新聞記者のロウィーナ(ハル・ベリー)。
 折角追い詰めた記事ネタが政治絡みのプレッシャーで上から中止命令を出され、
 あっさり新聞社を辞めてしまう。
 帰宅途中、幼馴染の女友達に出会うが、数日後、NY郊外で変死体で発見される。
 彼女は出会い系サイトで知り合ったハリソン(ブルース・ウィリス)の事を話していた。
 ネット広告代理店の社長で大富豪のハリソンに捨てられた友人は、
 暴露記事で復讐しようと考えていたのだ。ハリソンが怪しい。
 ロウィーナはキャサリンと名乗り、派遣社員としてハリソンの会社へ潜入する。
 友人の天才的ハッカーのマイルズはインターネットを駆使してロウィーナを支援する。
 疑わしい目くらまし(レッドへリング)が一杯。
 ハリソンの妻、秘書、産業スパイ・・・、
 誰が殺人に至るほどの秘密を抱えて「パーフェクト・ストレンジャー」(完全な別人)
 になっているのか? 好色なハリソン(タフガイより適役のウィリス)と
 ピンクの露出過多のドレスのロウィーナのシーンは一触即発のシズリング(興奮)だが、
 それ以上の展開にはならない。
 ハラハラする場面はマイルズの指示でハリソンの部屋に忍び込み、PCをチェックの時
 ロウィーナが席をはずしている間に携帯メールを見られ、ハリソンに素性がばれる。
 マイルズの部屋で 変死した友人との情交写真、又、自分の写真が飾られているのを
 見つけて、「変態」と叫ぶロウィーナ。
 子供の頃、父親から性的虐待を受けていた主人公。
 恋人から、親友から、同僚から裏切られ。。。
 最後のドンデン返しは。。。
この映画は、ネット上では それ程、評価が
高くないけれど、私は面白かった。
幼児期の心の傷が、犯罪を犯してしまう事に なったという 少し考えさせられる
内容でもあった。
ブルース・ウィリスは広告業界の大物社長の 役。女たらしで甘い言葉を囁く好色な男。
8月に観た「ダイハード・4.0」とは、あまりにも
かけ離れた役だけど、魅力的に演じていた。
ハル・ベリーという名前は始めて知った。
映画好きな主人は 知っていたけどネ。(笑)
スタイルが良く、とってもセクシー。 凛とした美しさを持つ女優さんだと思った。
役になりきった演技は迫力があった。
 ちょっと興味を持ったので 検索で調べたら、2度結婚に失敗している。
 交際相手からの暴力で片方の耳の聴力がないらしい。 不幸がつづいているネ。
 現在の交際相手はカナダ人のモデル(↑の写真) 9月に妊娠している事を公表したらしいが
 結婚に懲りたのか、結婚する積りはないとか。。。未婚の母、なんか古い言葉だ〜(笑)
 8月で41歳だって。。びっくり〜 41歳とは思えない程、輝いている女優さんだネ。

  2007年8月15日 (水)       「オーシャンズ13」
 今日は主役をはれるハリウッドスターが多数出演すると話題の映画「オーシャンズ13」を
 見てきた。主人お薦めの完全娯楽映画で 豪華キャストでビックリ〜
 ジョージ・クルーニー、ブラット・ピット、マット・デイモン、アル・パチーノなど、
 あまり映画に詳しくない私でも知っているスターが出演していて、かっこよさにに脱帽!(笑)

  あらすじ (作品資料より)
 信じていたパートナーに裏切られ、死の淵へと追い込まれたのは、最古参の“オーシャンズ”
 のメンバーの1人、ルーベンが心筋梗塞で倒れた。
 原因は世界的なホテル王バンクの裏切り。だまされたショックで病に伏せたのだ。
 天才的な頭脳犯、変幻自在の詐欺師、凄腕のハッカーから爆破のスペシャリストなど
 その道では誰にも負けないワザを持つプロフェッショナル集団の「オーシャンズ13」
 オーシャンズの狙いは、騙し取られた超高級ホテル。カジノを併設するそのホテルは、
 世界最新にして最高の人工知能セキュリティ“グレコ”に守られていた。
 だが、彼らはこの仕返しを、金品の強奪のみで終わらせるつもりなど毛頭ない。
 どんなに困難でも、仲間の借りを返すため、このホテルのすべてを奪いにいく!
 朝9時からの上映だったので、映画館に着いたのは8時35分頃、
 駐車場が、かなりいっぱいだったので チケット売り場が混んでいると大変と
 私が先に降りて買う事に。。。 ナント! 50人以上の人が並んでいた。
 発券窓口が10ヶ所位あるので 意外と早く買う事が出来て、上映時間には
 ギリギリで 間に合った。ホッ!
 子供に人気の映画「ポケットモンスター2007」「レミーのおいしいレストラン 」
 「仮面ライダー電王 / 獣拳戦隊ゲキレンジャー」「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」
 「西遊記」「トランスフォーマー 」などが目白押しなのだ。
 11時過ぎに映画を見て チケット売り場を見ると、なんと信じられない程の列が
 出来ていた。 待ち時間1時間以上だとか。。。
 お盆休みのお父さんと映画鑑賞に来た子供達で あふれかえっていた。
 SOLD-OUT(売り切れ)の映画も5つ出ていた。 この時期だけ映画館は大繁盛だネ。

  2007年7月12日     「ダイハード・4.0」
主人の大好きなアクション映画、ブルース・ウィリス主演の
映画「ダイハード・4.0」を見てきた。
最近、テレビで立て続けにブルース・ウィリス主演の
映画を放映していた。
「ダイハード」「マーキュリー・ライジング」「シックス・センス」
「ティアーズ・オブ・ザ・サン」の4本の映画を見た。
1998年の「ダイハード」では髪の毛がフサフサだった
ブルース・ウィリスは だんだん薄くなって、今回の4作目の
「ダイハード・4.0」では ついに丸坊主に。(笑)
映画はありえないと思う場面だらけだったけど
ハラハラ・ドキドキで 最初から最後まで
画面にくぎづけ、あっという間の2時間10分だった。
ピストルの撃ち合い、カーチェースのシーンの連続の映画。
こんな事起きるはずないよ〜! 信じられない展開!
死んでて当たり前なのに いつも助かる。
完全な娯楽映画で 感動物の映画ではないけれど、
面白くて、面白くて、目が離せられない。
最後にはテロ集団をやっつてしまうというシナリオ、
 結末は分かっているけど 胸がスカッとして、後味は悪くない。(笑)
 「ダイハード」の意味は「なかなか死なない」だとか。。。だから安心して見る事が出来る。
 ↓は「ダイハード・4.0」の紹介文
 コンピュータを狂わすサイバー・テロの猛威により都市部の信号は消え、
 政府の機能が麻痺するなど、全米がパニックに陥ってしまう。
 偶然にも事件に巻き込まれてしまったマクレーン刑事は、テロリスト集団に迫ってゆく。
 ブルース・ウィリス主演の大人気アクション・シリーズが12年ぶりに復活。
 全米規模のテロに立ち向かう刑事の奮闘を、ド派手なカーチェイスや銃撃戦などを
 織り交ぜて豪快に描く。
 あらすじ
 独立記念日の前夜、ワシントンDCのFBI本部に設置されたサイバー犯罪部に
 異変が起こった。
 交通、通信、原子力、水道などのあらゆる全米のインフラを監視するシステムに、
 何者かがハッキングを仕掛けてきたのだ。
 この部署を指揮するボウマン部長は事態を重く見て、FBIのブラックリストに載っている
 ハッカーたちの一斉捜査を部下に命じる。
 その頃、ニューヨーク市警統合テロ対策班のジョン・マクレーン警部補は、
 管轄外であるニュージャージー州の大学に立ち寄っていた。
 しばらく連絡の取ってない別れた妻との娘ルーシーと会うためだった。
 ところが美しい女子大生に成長したルーシーは、ボーイフレンドと一緒にいる所に
 突然現れた父親に猛然と反発。すげなく娘に立ち去られたマクレーンは
 上司からの無線連絡で、さらに己の不運を思い知らされる。
 FBIからのお達しで、ニュージャージー州内に住むマットと言うハッカーの身柄を確保し、
 ワシントンDCのFBI本部に連れて行けと言うのだ。
 渋々マットのアパートを訪ねたマクレーンは、そこで謎の一味に襲撃されてしまう。

 
  2007年6月7日        「パイレーツ・カリビアン」「ワールド・エンド」
「パイレーツ・カリビアン」の第3作目の
「ワールド・エンド」を観て来た。
あんなに楽しみにしていたのに、筋について
いけなくなる所があって、残念な思いをした。
1作目「デッドマンズ・チェスト 」がテレビ放映
されたので録画したDVDを美映から借りて
じっくりと見た。面白くて、面白くて。。。
この映画は1作目、2作目をしっかり頭に入れて 見ないと楽しめない映画だと分かった。
去年見た2作目「呪われた海賊たち」の内容が
細かい部分で忘れてしまっていたのだ。
この映画の大フアンは、同じ映画を何回も見て
しっかり頭に入れて見るらしい。
小さな一言、シーンを見逃さずにいると
 後で納得出来る場面が 出てくるのだ。 記憶力のなくなってしまった私には難しい。(笑)
 でも、でも、スケールの大きさ、特撮を使った映像の迫力、音楽の素晴らしさは
 充分に楽しめた。それにジョニー・デップのとぼけた海賊姿は魅力的だった。
 3作目の主役はエリザベス役のキーラ・ナイトレイなの?と思う程、
 ジョニー・デップの出番は ちょっと少なめだったのが 不満足だったかな?
 オーランド・ブルームが段々と たくましくなっていく姿もかっこよかった〜♪
     あらすじ
 前作で、不死の海賊バルボッサから
 ブラックパール号を奪い返した孤高の海賊ジャック・スパロウ。
 自由な大海原に船出したはずの彼の前に、逃れられない宿命が立ちはだかる。
 それは、今から13年前のこと…ジャックはブラックパール号の船長となるため、
 自らの魂と引き換えに、船乗りたちが最も恐れる“深海の悪霊”ディヴィ・ジョーンズと
 「血の契約」を交わした。
 そして今、その“契約期間”は終わり、ジャックの魂を取り立てるため、
 巨大な闇の力が海底をうごめいていたのだ。
 “悪魔の裏もかくことのできる男”といわれたジャック・スパロウだが、
 今度こそ彼の命運は尽きようとしていた…。

  2007年5月10日     「バベル」









ブラッド・ピット主演の「バベル」を見てきた。
遠く離れたメキシコ、モロッコ、日本の3箇所を舞台に
それぞれバラバラに進んで行くストーリー。
映画がすすんでいく内に 3箇所がつながってくる。
映画を見る時は、その前に ほとんど前知識を
持たずに見るのだけど、この映画は難解だとの評判
だったので、少し調べてから見る事にした。

 「バベル」とは旧約聖書に書かれた言葉 ↓
 神に近付こうとした傲慢な人達によって立てられた塔が、神の怒りをかい、
 破壊されて、愚かな行いをしないように、言葉を通じないようにしたとされている。
 それ以後人々は、異なる言葉を使い、同じ言葉を使うもの同士により異なる社会が
 作られていき国同士の対立が生れた。

 同じ言葉を話す家族でも 気持ちが通じ合えない場合もある。
 アメリカ人夫婦、日本人親子は経済的には恵まれていても、心は満たされない。
 モロッコ人家族、メキシコ家族は 貧困と無知のために、窮地にたたされる。
 ひとつの猟銃から悲劇が起きる。その後、次から次へと場面が変わって不幸が。。。
 でも、最後はある程度のハッピーエンドで 重い映画のわりに救われた感じになった。
 聾唖者を演じた菊池凛子は、都心の高級マンションに住みながら 母親が自殺し、
 屈折した女子高生を見事に演じていた。 特に目の演技がすごかった。
 あと、メキシコ人の家政婦兼ベビーシッター役の女優さんの演技も素晴らしいと思った。
 「バベル」は「観て良かった映画ベストテン」にも入らない普通という評価みたいだけど
 かみしめて見ると、かなり奥の深い映画だと思った。

     あらすじ
 銃をちょっとしたはずみではありますが、観光バスに向かって撃ってしまう。
 その無知と逃げれば何とかなる・・と思ってしまう思考回路に
 悲哀を感じぜずにはいられませんでした。落とさなくてもいい尊い命を
 落としてしまう少年の姿に、涙せずにはいられませんでした。そして片や観光バス
 狩猟が趣味という金満日本人と貧困と無知にあえいでいる第三世界を対比させ、
 物質的には恵まれていても心の中の空洞に悲鳴を上げている日本の少女 知恵子。
 不法滞在のメキシコ人女性をハウスキーパーに雇い、
 夫婦仲が冷え切っているアメリカ人夫婦。
 猟銃は、3箇所の物語を結びつける重要な小道具になっている。
 羊飼いの子供によって撃たれた1発の弾丸により、アメリカ人の夫婦に悲劇が生まれ、
 モロッコに足止めされる。アメリカ人夫婦が帰国できなくなったため、
 不法就労の乳母が子供を連れメキシコへ、二人の幼い子供たちは、事件に巻き込まれる。
 事件の発端となった猟銃は、日本人がモロッコ人にあげた物で、
 その猟銃はチエコの母親が自殺に使用したワケありの物。それでもって、
 猟銃はアメリカのウィンチェスター社製。
 この物語に救済はあったのか?アメリカ人夫婦は、
 赤ちゃんの死によって壊れかけた夫婦関係を乗り越える事が出来た。
 メキシコ人の乳母は、裁判にならずに息子の元に帰れた。
 日本人の親子は母親の自殺によって生じた深い溝を生めることが出来たのかもしれない。
 観客がそう思わなければ、救われない話ではある。
 最後に、気になったのは、チエコが刑事に渡した手紙。
 一体何が書かれているのだろうか?
 チエコが刑事に手渡した手紙は、刑事に宛てて書かれたものではなく、
 父親宛ての手紙ではなかったのかと、私は推測する。
 手紙には、チエコの心のうちを吐露した内容が書き記されていて、
 その思いを父親に伝える事のできない苦悩を、
 第三者に打ち明ける事で楽になりたかったのではないか。
 だから、手紙に何が書かれていたかという細かい内容など、
 ここでは、さほど重要ではない。
 手紙を読む刑事の感極まっている表情で、内容の大筋は読み取れるからだ。
 思いを吐き出して、呪縛の解けたエリコの表情から、父親はそれを理解し、
 言葉を介さずに、二人の間にあったコミュニケーションの壁は、取り払われる。
 4つのエピソードを集約する素晴らしいエンディングだ。
 壊れかけた夫婦の絆を取り戻すために旅をしているアメリカ人夫婦のリチャードと
 スーザン。バスで山道を走行中、どこからか放たれた銃弾が、スーザンの肩を撃ち抜く。
 なんとか医者のいる村までたどり着くが、応急処置がやっと。
 彼は英語がなかなか通じない村の住人たち、対応が遅いアメリカ政府に
 苛立ちを露わにするが…。同じころ、東京に住む聴覚に障害を持った女子高生のチエコは
 満たされない日々にいら立ちを感じていた…。
 メキシコの名匠、アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督が放つ衝撃の
 ヒューマンドラマ。モロッコ、メキシコ、アメリカ、日本を舞台に
 異なる事件から一つの真実が導かれていく。
 複数のストーリーがひとつに収束していく展開は
 『アモーレス・ペロス』〜『21g』をより発展させたものといえ、
 監督三作目にして、“イニャリトゥ流”の確立がなされたともいえよう。
 アカデミー賞において助演女優賞にノミネートされた菊地凛子の存在感のある演技は
 評価するに値する。

  2007年4月29日        「ブラッド・ダイヤモンド」
 我が家から車で10分の所にあるベルモール「TOHOシネマズ宇都宮」で
 絶対に見た〜いと思っていた映画「ブラッド・ダイヤモンド」を見てきた。
 社会派ドラマで アフリカの現状は悲惨で救えないのかと考えさせられる映画だった。
 先進国が貧しい国アフリカの人々を 利用して富をむさぼる構図。
 激しい内戦が続くシエラレオネで 家族から引き裂かれて ダイアモンド採掘場で
 強制労働をさせられている漁師のソロモン。
 悲惨な過去をもつ元傭兵の密売人、金しか信じない“死の商人” ダニー・アーチャーを
 レオナルド・ディカプリオが演じた。
 RUF(アフリカ・シエラレオネ共和国の反政府勢力・統一革命戦線) の資金源と
 なっているダイヤモンドの真相を探る女性ジャーナリスト、マディー。
 ソロモンが隠した巨大なピンクダイヤモンドを探すため 3人が行動を共にしていく内に
 非情なダイヤ密売人のアーチャーが 家族愛に気づき、次第に変わっていく様を
 演じたディカプリオの熱演の演技は素晴らしかった。2枚目役とは違うワイルドな魅力、
 屈折した心情をみごとに表現した演技力には 感心した。
 感動のラスト、涙が止まらなかった。 こういう結末だったとは。。。
 前に見た映画「ナイロビの蜂」も 新薬の治験にアフリカの人々を先進国の製薬会社が
 利用しているという驚きの映画だったと思い出した。
 今でもアフリカでは 小学生位の子供が無理やり銃を持たされて 少年兵として
 教育され、戦っている現実がある。なんとかならないのかと 心が痛む。
 「ムービーウォーカー」で90%以上の人が見てよかったと評価していると
 載っていたけど、なる程と納得した本当に素晴らしい映画だった。
     あらすじ
 アフリカ・シエラレオネ共和国。
 反政府軍組織RUFに捕まり闇ダイヤの採掘場で強制労働を強いられていたソロモンは
 作業中に大粒のピンクダイヤを発見。再び家族と暮らすために危険を承知でそれを隠すが
 直後に政府軍によって捕らえられてしまう。一方、刑務所で巨大なピンクダイヤの話を
 耳にしたダイヤ密売人のアーチャーは、その在り処を聞き出すために、
 同じ刑務所に収監されていたソロモンを釈放させよう画策し…。

 アフリカの地域紛争で武器等の資金源となっていると言われる、
 不法取引されたダイヤモンド。この“ブラッド・ダイヤモンド”の問題を中心に据え
 ダイヤで結びついた3人の男女の姿を力強く描いた社会派ドラマ。
 骨太なメッセージを発しつつも物語はヒューマンドラマとして展開し、
 感動的なラストへと向かっていく。この作品でアカデミー賞主演男優賞に
 ノミネートされたレオナルド・ディカプリオが演じたのは、元兵士のダイヤ密売人。
 現地独特の英語アクセントを身につけた上で、裏の世界に生きる男をメリハリの
 ある演技で表現した。監督は『ラスト サムライ』のエドワード・ズウィック。

  2007年2月23日      「ドリーム・ガールズ」      
 ジェイミーフォックス エディ・マーフィー           ビョンセ・ノウルズ  ジェニファー・ハドソン
 予告編を見て、絶対見たいと主人と意見が一致した映画「ドリーム・ガールズ」を見てきた。
 2時間10分の上映時間のうち、80%以上が歌のミュージカル映画だ。
 いきなりの大音響で 耳が驚いたと思ったのもつかの間、魅力的な歌に聞きほれていた。
 1981年、ニューヨークのブロードウエーで大ヒットとなったミュージカル・ショーの映画化だ。
 仲の良い友人同士で作ったコーラスグループの栄光と挫折、そして再生の物語。
 ボリュームのある声、リズムに乗った歌い方は迫力満点! 心に響いて、胸がキュン!
 アカデミー賞助演女優賞にノミネートされたジェニファー・ハドソンの歌は特に凄かった。
 映画を見た日の23日の夕刊(朝日新聞)に、彼女の特集記事が。。。グッドタイミング♪だね。
 主人が夕刊を見て「お母さん、エフィー(役の名前)が出ているよ」と叫んだ。(笑)
 初出演したこの映画で、もうすでに20を超す賞を受賞しているとか。。。その記事はここ
 そしてディーナ役のビョンセは スタイル抜群でセクシー♪ ため息がでる程きれい〜♪
 見てきたばかりなのに、もう1度映画館で見たいと思ってしまう程、素晴らしい映画だった。
     あらすじ
 1962年デトロイト。エフィー、ローレル、ディーナのコーラストリオは、
 歌で成功しようと毎夜オーディションなどに出場していた。
 そんな彼女たちを、カーティスという男が目を付けた。やがて、デトロイトで
 抜群の人気を誇るスター、ジミー・アーリーのバックコーラスを務めることに。
 そんな3人はカーティスをプロデューサーに、ドリームガールとしてデビューを飾る。
 次々にヒット曲を放ち、トップスターの仲間入りを果たすが…。
 R&Bの魅力を余すところなく詰め込んだミュージカル映画。
 『シカゴ』の脚本家、ビル・コンドンが監督し、本年度(06年)の映画賞レースでも
 各賞を総なめにし、アカデミー賞も最多8部門にノミネートされた。
 主演には、ビヨンセ、エディ・マーフィ、ジェイミー・フォックスと、
 今考えられるこの上ない豪華なキャストが勢ぞろい。共演者からの影響でか、
 エンターティナー、エディー・マーフィが、「これでもか」というくらい熱い歌と演技を
 魅せつけており、ほとばしる情熱に身震いがするほど。そして、新ゴッド姉ちゃん、
 ジェニファー・ハドソンの筆舌に尽くしがたいド迫力!

  2007年2月16日       「夏物語」 
今日は友達とイ・ビョンホン主演の
韓国映画「夏物語」を見てきた。
最近、映画鑑賞に、はまってしまった私(笑)
人類初の月面着陸成功で世界が熱狂した
1989年の夏に辛くて悲しい恋が始まった。
この頃の韓国の時代背景は、日本の戦前
の共産主義思想の弾圧の頃と同じだった。
イ・ビョンホンが好きな主人に「どうだった?」と聞かれたので、 あらすじを説明していると
そのシーンを思いだし、涙が。。。
好きなだけでは、一緒になれない時代は
悲し過ぎぎるね。
のどかな田園風景の中で、お互いに惹かれ 合う様子が韓国映画には珍しいゆったりと
 した調子で描かれる。一転、後半は理不尽な社会に振り回される2人。
 ありえない偶然、主人公が病気になる等のムリのある設定で 展開するというのが
 韓国恋愛ドラマの私の感想だったけど、この映画は、あきらかに違う。
 見終わった後に、すぐ席を立つ事が出来ずにいた。余韻が残る映画だった。
 ヒロイン役のスエという女優さんは 始めて見たけど この役にピッタリだと思った。
 涙をこらえる表情、憂いを秘めた演技で、引き込まれてしまった。
 韓国の農村風景、田んぼ、山、あぜ道、池など。。素朴な景色に心が和む。
 私が産まれた頃の日本は こんなだったのかな〜と 何故か懐かしい感じがした。
     あらすじ
 60歳を超えた今も独身を貫き通す老教授ユン・ソギョン。
 誠実な人柄で学生たちから信頼も厚く、その端正な容ぼうは、
 さぞ美青年だったであろう若き日の面影をとどめている。
 ある日、彼の元に「初恋の人を探すテレビ番組」への出演依頼が舞い込む。
 番組取材のために訪ねてきた構成作家スジンに、ソギョンは古びた1冊の本を差し出した。
 その本をきっかけに紐解かれるソギョンが生涯唯一愛した女性ソ・ジョンインとの秘密。
 そこには歴史の波に翻弄された男女の悲恋の物語が隠されていた…。

 『誰にでも秘密がある』『甘い人生』『バンジー・ジャンプする』など日本でも主演作が
 次々と公開され、日韓両国で国民的俳優の地位を築いたイ・ピョンホン。
 彼が待望の次回作として選んだのは『純愛中毒(2002年作品)』以来4年半ぶりの
 本格派ラブ・ストーリーだった。イ・ピョンホンは幅広い演技力で、
 ある男の若き青春時代と著名な教授になった現在の両方を熱演。新境地を開いた。
 イ・ビョンホンが、4年半ぶりに挑む本格派ラブ・ストーリー。

  2007年2月14日         「守護神」 
予告編をみて、「見たいな〜」と言う主人
の希望で「守護神」を見てきた。
あまり期待していなかった映画だったけど
中身の濃い感動の映画だった。大満足〜
大スクリーンで見ると迫力満点!
荒れ狂う海に ヘリコプターから
飛び降りる救命士。海で溺れた夫婦を
助けるシーンから映画は始まった。
海難事故で人名救助に全てをかける伝説
の救命士(レスキュー・スイマー)と救命士
をめざす若いレスキュー隊の訓練生。
 反発し合う2人だったが、お互いに心に傷を持っている事が分かり
 いつしか心通わすようになる。
 自分の命を危険にさらしてまで 救助する救命士という仕事。
 そして辛いラストに涙、涙、涙。 なんで、この結末なの〜?
 主演はケヴィン・コスナーとアシュトン・カッチャー、過酷な撮影に
 耐えて 演技する俳優はすごいと つくづく感心した。
 2人の泳ぎも素晴らしい〜〜
 このアシュトン・カッチャーはアメリカで大人気の俳優だとか。。。
 ブルース・ウィリスの元妻で、3人の娘がいる15歳も年上の
 デミ・ムーアと結婚したんだって。。。へ〜〜
 この映画の紹介文は↓
 スケールの大きさから この迫力のある映像は音響効果もある映画館で見るべき映画。
 テレビの画面じゃ ハラハラドキドキ、そして感動の伝わり方が少ないと思った。
 

  2007年1月31日(水)      「しあわせの力」    
 ウィル・スミスと実の息子共演の「しあわせの力」を見てきた。
 「ホームレスから億万長者となり、アメリカンドリームを実現させた実在の人物、
 クリス・ガードナーの半生を基に描いた感動作」 ← これがキャッチフレーズ!
 医療器具のセールスの仕事が、うまくいかず家賃も払えなくなり、アパートを追い出され
 息子と2人、駅のホームに、ある時はトイレに寝たりする生活から這いあがる主人公。
 無給の6ヶ月の研修を受け、子供を育てながら証券会社の採用試験に合格するまでの
 人生で1番苦しく、そして頑張った6ヶ月あまりの短い期間を描いたドラマだ。
 次から次へとピンチが襲ってくるが、めげずに立ち向かう。
 頑張って〜と、心の中で応援していた。たった1人だけの採用試験に合格が決まった時、
 クリスは泣いていた。 良かったねと 思わず、拍手しそうになった。(笑)
 息子役のクリストファーの自然体の演技は 涙を誘う。
 こんなに頑張れたのは、息子がいたからだと。。。「成功への原動力、それは父と子の愛」
 多くの映画を録画して見ている主人は、今までのウィル・スミスとは 全然違う感じだと
 言っていた。アカデミー賞主演男優賞にノミネートされただけの事はあると感心していた。
 ウィル・スミスの映画は、始めて見たけど 顔が小さくて カッコいい〜♪
                   あらすじ
 1981年、サンフランシスコ。クリス・ガードナー(ウィル・スミス)の
 一日は5歳の息子クリストファー(ジェイデン・クリストファー・サイア・スミス)を
 保育所まで送り届けることから始まる。
 クリスにとって息子はこの世で何よりも大切な存在だ。
 クリス自身は28歳になるまで実の父親と会ったことすらなかった。
 だから自分の息子には決して同じ思いをさせまいと心に誓っている。

 チャイナタウンにある保育所は無愛想な中国人女性が経営している。
 表の壁には“HAPPYNESS”と落書きがあり、クリスはその綴りの誤りが以前から気になって
 仕方ない。息子を預けた後、クリスは重たい商品を手に持って、とある病院へ向かった。
 彼の仕事は骨密度を測定できる新型医療機器のセールスである。
 だがその日も、いつものように商談は不首尾に終わる。
 大儲けを見込んで買った機器は滅多に売れず、アパートの部屋で在庫の山と化していた。
 家賃の支払いもままならぬクリスに代わって、工場勤めで家計をやっと支えてきたのは、
 パートナーのリンダ(タンディ・ニュートン)である。だが彼女の忍耐も限界が近かった。

 ある時、通りを歩いていたクリスは、赤のフェラーリから颯爽と降りる
 高級スーツの男に見とれ、思わず声をかけた。
 「仕事は何を? どうすればそうなれるんだい?」
 男は株の仲買人だった。聞けば、学歴がなくとも証券会社の養成コースを
 受講すれば正社員採用の道が開けるという。クリスの目が輝いた。
 早速、ディーン・ウィッター社の養成コースに願書を提出するクリス。
 定員は20名。研修修了後、正社員として選ばれるのはたった一人。
 その前に 研修生になれるかどうかが最初の大きなハードルである。
 クリスは養成コースを担当している人材課長トゥイッスル(ブライアン・ハウ)に声をかけ、
 彼が乗ろうとしていたタクシーに同乗することに成功する。
 だがトゥイッスルは、クリスの自己アピールにはほとんど関心を示さず、
 最近流行りのルービック・キューブに夢中になっている。「貸してみて」。
 まさか、という顔のトゥイッスルからキューブを取り上げたクリスの手が
 魔法のように動き始めた。面が次々に同じ色に揃っていく。
 タクシーが目的地に着いてもクリスの手は止まらない。
 遂にキューブは完成し、トゥイッスルはすっかり感心した様子で降りて行った。

 帰宅したクリスを待っていたのは、もぬけのカラとなった部屋だった。
 とうとうリンダがクリストファーを連れて出て行ったのだ。
 そこへトゥイッスルから、明後日の朝、面接をすると電話が入る。
 だが連絡先の電話番号をメモしようにも筆記具すらない。
 クリスは必死で暗記すると、なじみの食料品店へ駆けて行き、やっと番号を書き留める。

 翌日、リンダを職場に訪ねたクリスは、息子は自分が育てると告げる。
 だが保育所からクリストファーを連れ帰ったものの、家主からは立ち退きを命じられ、
 そのうえ彼は、駐車違反の罰金不払いのために警察にひと晩拘留されることになる。
 朝になって釈放されたクリスは、面接会場へダッシュする。
 昨日、警察が来た時、塗装の最中だったため、ペンキのついたシャツにジーンズと
 いう格好のままだ。
 それでもユーモアのセンスでなんとか面接を切り抜けた彼は、
 トゥイッスルの推薦もあって、養成コースに受け容れてもらえることになる。
 だが大きな誤算がひとつ――半年の研修中は無給だった。

 クリスは安モーテルへ引越すと、厳しい研修の合間を縫って測定機を売り歩いた。
 幸い商品は4ヵ月で完売し、運が向いてきたかに思えたが……
 ある日届いた一通の通知が彼の人生を一変させる。
 未納分の税金が口座から自動的に引き落とされ、せっかく稼いだ金が一瞬にして
 消えてしまったのである。
 ガードナー親子がモーテルから締め出されたのは、それから間もなくのことだった。
 行くあてもないふたりは、その夜、駅のトイレの冷たい床の上で眠りにつく。
 こうしてクリス親子のホームレス生活が始まった。
 だが、どんな苦境に陥ろうとクリストファーだけは手離さない、
 息子に辛い思いは決してさせない、というクリスの信念が揺らぐことは決してなかった。
 
 クリス・ガドナー(ウィル・スミス) 
 妻のリンダ(タンディ・ニュートン)
 5歳の息子・クリストファージェイデン・クリストファー・サイア・スミス)

  2007年1月20日(土)     「ディパーテッド」」 
 予告編を見て 面白そう〜と主人と意見が一致した映画「ディパーテッド」を見てきた。
 2時間半の長い映画だったけど、目が離せられない展開で画面にくぎづけに。。。
 期待以上の面白さだった。
 犯罪者一族に生まれ、自らの生い立ちと訣別するために警察官を
 志すビリー(レオナルド・ディカプリオ)。
 マフィアのボス・コステロに育てられ、忠実な“内通者”となるために警察官を
 目指すコリン(マット・デイモン)。  マフィアのボスを演じた(ジャック・ニコルソン)。
 この3人の演技は 凄かった。特にディカプリオは、今までのイメージとは全然違っていた。
 知性と野性味、繊細さと強靱さの両面を持つ複雑な男・ビリーの苦悩を、
 まなざし一つで演じ、全米で絶賛されたとか。。。 迫力に圧倒されそうだった。
 あっと驚く結末だったので ビリー(ディカプリオ)が哀れで ちょっぴり涙が。。。
 それだけ、感情移入してしまったのかな〜 ((笑)

               あらすじ
 犯罪者の一族に生まれ、夢見たものは過去との訣別。
 マフィアに潜入した警察の男ビリー・コスティガン(レオナルド・ディカプリオ)。
   一方、富と権力を手に入れることを夢み、警察に潜入したマフィアの男
 コリン・サリバン(マット・デイモン)。 
 双方に内部潜入者!そして遂に、二人の運命が交叉する…。
 大ヒット香港サスペンスのハリウッドリメイク版。
 貧困と犯罪が渦巻く、ボストン南部で生まれ育った2人の男。
 犯罪者一族に生まれ、自らの生い立ちと訣別するために警察官を志すビリー。
 マフィアのボス・コステロに育てられ、忠実な“内通者”となるために
 警察官を目指すコリン。
 2人は互いの存在を知らぬまま同じ警察学校で学び、それぞれ優秀な成績で卒業。
 コリンはマフィア撲滅の最前線に立つ。一方、ビリーに命じられたのは、
 マフィアへの極秘潜入捜査だった…。

 02年の香港映画『インファナル・アフェア』をM・スコセッシがリメイク。
 オリジナル版よりも、主役2人を囲む登場人物を個性的に、厚く描き込んだ脚本は、
 まるでシェイクスピア悲劇のような味わい深さ。
 主演は、ここ数年スコセッシとタッグを組んできたレオナルド・ディカプリオ。
 知性と野性味、繊細さと強靱さの両面を持つ複雑な男・ビリーの苦悩を、
 まなざし一つで演じ、全米で絶賛された。対するコリンを演じるのは、
 こちらも演技派の呼び声高いマット・デイモン。
 明晰な頭脳だけを頼りに薄氷の上を歩くコリンを、スリリングに演じた。
 そして、マフィアのボスを演じたジャック・ニコルソンの存在感!
 恐るべき怪優が、スクリーンに戻ってきた。

 オリジナル版でのときにゆったりとしたムードはなく緊張感がほとんど152分ブッ通し。
 正体を明かせない主役2人の閉塞感がこちらに伝わってくる熱演!! 
 またギャングのボス、コステロを演じるジャック・ニコルソンの重量たっぷりの存在感や、
 強烈なマシンガントークで 圧倒するマーク・ウォールバーグの演技も見どころ。
 辛辣すぎて脳裏に焼きつくすごい役だ。

 犯罪者の一族に生まれたビリー(レオナルド・ディカプリオ)は、
 自らの生い立ちと決別するため警察官を志し、優秀な成績で警察学校を卒業。
 しかし、警察に入るなり、彼はマフィアへの潜入捜査を命じられる。
 一方、マフィアのボス、コステロ(ジャック・ニコルソン)にかわいがられて育った
 コリン(マット・デイモン)は、内通者となるためコステロの指示で警察官になる。

 一族が犯罪者揃いのビリー(レオナルド・ディカプリオ)は、
 過去と訣別するため警察学校に入学。
 一方、幼い頃からマフィアのボス・コステロ(ジャック・ニコルソン)に育てられ、
 コステロの命令で警察官になったコリン(マット・デイモン)
 二人はお互いを知らないまま卒業した。

 成績優秀なコリンは、卒業後SIUに配属。
 同じ頃ビリーはマフィアへの潜入操作を命じられる。
 目的はコステロの密輸を阻止することだった。

 ビリーが覆面捜査官であることは、
 SIUのメンバーには知らされていない。
 コステロの組織に潜り込むことに成功したビリーだが、
 取引のたびに垂れこみがありコステロをなかなか逮捕する事ができない。
 コリンが警察の操作情報を流していたのだ。
 やがて、それぞれの組織にスパイがいると誰もが気付きはじめた・・・。
 2人の男達は自分を偽る生活に心の底からボロボロになっていく。
 病んだ2人は、当然、同じ精神科医のもとを訪れます。
 そんな悩める男達の相談に乗るうちに 恋愛感情を持ってしまう精神科医の女。
 共通の心のよりどころがいたり、ギリギリまで接近したり、追い詰めたり、
 2人のやり取りに、緊張感が続く。
 更に、複数のスパイ(ネズミと呼んでました)がごった返すことによって、
 物語の展開がちょっと複雑に。。。

 コリンは、コステロに騙されていたと分かり、自分を守るためにピストルで殺す。
 ビリーの事をよく理解してくれて 尊敬する上司も殺され、ビリーも コステロから
 警察に潜入させられていたもう1人のネズミに殺されてしまった。

  2007年1月5日(金)     「硫黄島からの手紙」
 クリント・イーストウッド監督の「硫黄島からの手紙」を見てきた。
 太平洋戦争の激戦地となった硫黄島を舞台に、日米双方の視点から真実を描き出す。
 「天皇陛下、万歳」、「靖国で会おう」と言いながら死んでいく兵士。
 妻子を残しては死にたくないという正直な気持ちを 若者らしく演じていた二ノ宮和也。
 指揮官として苦しい立場にありながら 明るく時には激しく、人間的に魅力ある人物として
 演じていた渡辺謙。 2人とも素晴らしい演技だと感心した。
 アメリカ人が監督とは思えない映画、クリント・イーストウッドは すごい人だと思った。
 「父親たちの星条旗」と「硫黄島からの手紙」を検索して調べていたら
 クリント・イーストウッドの「日本のみなさまへ」というメッセージをみつけた。 →ここ
 激しい戦闘シーンを見ていて辛くなったけれど、普通の戦争映画とは違っていた。
 戦争は絶対、してはならないというメッセージは確実に伝わってきた。
 でも、壮絶なシーンが多かったせいか ひどく疲れてしまった映画だった。
 「硫黄島の手紙」は アメリカで字幕スーパーで上演されたそうだが、メディアで
 絶賛されたとか。。。主人は「父親たちの星条旗」も見たくなったと言っていた。

 ハリウッドを代表する名匠監督クリント・イーストウッドが、太平洋戦争の激戦地となった
 硫黄島を舞台に、日米双方の視点から真実を描き出す壮大な<硫黄島プロジェクト>。
 主演は、渡辺謙と二宮和也、他には伊原剛志、加瀬亮、中村獅童。

 太平洋戦争は日本の敗戦色が濃いまま悪化の一途を辿っていた。
 硫黄の臭気が立ち込め、食べ物や飲み物すら満足にない過酷な戦場である硫黄島に、
 栗林忠道(渡辺)は指揮官として降り立った。
 アメリカ留学の経験から戦いの厳しさを知っていた栗林は、他の将校達の反対を押し切って
 地下要塞を掘ることを命じる。また下級兵士の体罰禁止など、従来にない指導方法に、
 西郷(二宮)ら若い兵士は喜んだが、伊藤中尉(中村)は軍人らしからぬやり方に反発する。
 そしてアメリカ軍が上陸を開始。激しく長い戦いが始まった。

 イーストウッドといえば、『許されざる者』『ミリオンダラー・ベイビー』と
 2度のアカデミー監督賞に輝く世界でもっとも人気のある監督。そんな監督が、
 アメリカだけの視点に囚われず、日本側の視点から硫黄島を描きたい! と
 考えたことは、奇跡であり、まさしく日本人として誇りに思える出来事である。
 アメリカ視点で描かれた『父親たちの星条旗』の中ですらイーストウッドは、
 アメリカ軍に砲撃をする日本兵を悪く描いてはいない。
 それどころか「日本人は決してあきらめない」というセリフからも読み取れるように、
 敵側であった日本を尊重している。そして今回の日本版。そこに描かれたのは、
 家族を愛し、生き残って帰りたいと願う人々だ。

 最も印象に残る演技をするのは、二宮演じる西郷。彼は終始、不平不満をぶちまけ、
 生きて帰れないと悪態をつく。しかしそんな彼の心の中は、おそらく軍人としては
 失格にあたるぐらい、生き残って妻と子供の元に帰ることしか考えていない兵士の心像だ。
 しかしこの時代にあって“生き残ること”を考え、周りに流されず自分で道を選ぶ意志を
 持つことができたからこそ、栗林や憲兵隊のエリートだった清水(加瀬)は、西郷の近くに
 いたのではないだろうか。またこの時代誰もが敵側に友人がいなかったわけではない。
 栗林にも馬術競技でオリンピックに出場したことあるバロン西(伊原)にも、
 アメリカに多くの友人がいて、その国と戦わなければいけない空しさを抱えつつも、
 日本のため、家族のために戦う決意をする。

 栗林や西郷が、ただ愛する人だけを考えて手紙を書く。
 そして捕虜となったアメリカ兵の母親からの手紙が読まれた場面。
 誰にでも愛する人がいて、同じように家族がある。そんな想いに国境はない。
 イーストウッドがもっともこの作品に込めた想いだったように思える。







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